Thursday 26 November 2009

ある経験

読解授業中でこの短い文章を読んだ:
日本の駅はどこへ行っても安全で綺麗で、電車も時間通りにくるので驚く。これは外国では考えられないことだ。しかし、とても困ることがひとつある。それはとにかく階段が多いことだ。私のような大荷物を持って歩く外国人旅行者にはこの階段の昇り降りは大仕事だ。エスカレーターやエレベーターがついているところもあるが、それは新幹線乗り場などほんお一部の場所で、普通は急な階段が目の前に立ちはだかっている。
そんな階段を目にするたびし、私はお年寄りや体の不自由な人たちはどうするのだろうと思ってしまう。私が階段で荷物を必死に運んでいるときに手を貸してくれるはまずいない。私は日本人はとても優しい人たちだと思っているので、これは不思議だといつも思う。たぶん知らない人間ー特に私は外国人だからーに話しかけるのは恥ずかしいのだろう。お年寄りや体の不自由な人たちは気軽に助けてもらっているのだろうか。
日本は土地が狭いから、階段の多い建物がたくさんあるのはしかたがないが、もう少し使う人たちの立場にたった工夫がされてもいいと思う。
この文書を読むと、去年の夏休み東京で経験したことを思い出した。地下鉄の上野駅に到着して電車を降りた。30キロのスーツケースを持って、エレベーターもエスカレーターもないで階段の前に困った。誰も助けてくれなかったから、自分でゆっくりのろのろと重いスーツケースを運んでいて階段を上がった。

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